イベント

手掛かりは“水”。琵琶湖を身体で感じるワークショップが開催されます

身・水・湖ワークショップ

【美の滋賀trip!2019#01】

無色透明で、容れ物次第で自由に形をかえる“水”。
とても身近でありながら、どこかとらえどころのない不思議な存在です。

水のせせらぎに心が癒されたり、波紋の美しさに感動したり
水が私たちの感覚を揺さぶることは少なくありません。

そんな“水”を手掛かりに、自分と向き合う3回シリーズのワークショップが
大津の「ながらの座・座」で開かれます。
ジャワ舞踏家・佐久間新さんをファシリテーターに
内面から湧き出す創作ダンスや音楽に挑戦してみませんか?

【第1回:10月5日】水を感じるボディーワーク

パフォーマンス会場

会場となるのは、このワークショップの主催者でもある「ながらの座・座」。
「ながらの座・座」とは、三井寺の庫裏のひとつだった「元・正蔵坊」とその庭園を総称したものです。

石組みの庭

天台密教の世界観を表す石組みの庭。
「見る庭」だけでなく「感じる庭」として演奏家や観衆の関心を掻きたて
自然との対話を楽しむ場になっています。

庭の池

そんな古い日本建築のもつ柔らかな空間や、自然のホールともいえる古庭園を活用し
ワークショップが開かれます。

会場下見をする佐久間新

こちらの写真は、会場の下見に訪れた佐久間さん。
池の水面に広がる波紋からなにかインスピレーションを感じたよう。

ワークショップ1回目は
池の水だけでなく、ペットボトルの中の水、自分の体内の水など
さまざまな水をじっくり観察したり、音を聞いて、体を動かしてみます。

談笑する佐久間さんと橋本さん

下見後に、ながらの座・座の代表・橋本さんと談笑する佐久間さん。
「庭の栗を焼き栗にしようか」なんて話も飛び出していたそう。
ワークショップ当日をお楽しみに。

「水を感じるボディーワーク」
日時:2019年10月5日(土) 14:00~17:00頃
場所:ながらの座・座(大津市小関町3-10)
料金:2,500円
定員:20名

【第2回:10月27日】湖を感じるダンスピクニック

琵琶湖のような場所

2回目は外の水辺へピクニックに出かけます。
琵琶湖岸や西の湖などへ、参加者みんなでバスに乗ってお出かけです。

湖

こちらは訪れる予定の場所のひとつ。
昔の人の苦しみと執念を感じる場所なんだそう。

大きな水の流れや、地形を感じ
湖やその周囲の環境と、自分の身体のつながりを意識してみれば
自然とダンスのヒントが湧いてくるかもしれません。

「湖を感じるダンスピクニック」
日時:2019年10月27日(日) 9:30~17:00頃
場所:琵琶湖湖岸・西の湖周辺など(近江八幡駅集合・解散)
料金:4,500円(移動費と昼食代含む)
定員:20名

【第3回 :11月17日】小さな水と大きな水のパフォーマンス

身・水・湖ワークショップ

この写真は、今回のワークショッププロジェクトのきっかけになった
「徹夜の音楽祭」での一場面。
清々しい朝の庭で、佐久間さんとともにゆったりと身体を動かしました。

第3回目は「ながらの座・座」で、水をヒントにダンスや音楽を創作する、
幅広い表現の創作にチャレンジします。

ワークショップの後には、佐久間さんとゲストミュージシャン・鈴木潤さんによる
公演「水のダンス」が開催されます。
こちらはワークショップに参加していない人でも観覧可能(有料)です。

「小さな水と大きな水のパフォーマンス」
日時:2019年11月17日(日) 10:00~16:00頃
場所:ながらの座・座(大津市小関町3-10)
料金:2,500円
参加対象:第1回目・第2回目に参加した人
「水のダンス」のみの観覧も可能
料金:一般3,000円・学生1,500円

ワークショップは各回のみの参加も可能ですが
全3回通しで参加することをぜひおすすめします!!
申し込みはこちらから

日常の中で鈍ってしまった身体の感覚を呼び起こし、新たな自分を見つけてみませんか?

「ながらの座・座」を地図でみる

JR東海道本線「大津駅」より徒歩15分

ながらの座・座

→大きい地図で見る

琵琶湖を身体で感じるワークショップ「身・水・湖(み・みず・みずうみ)-ゆらぐ境界」の詳細情報

内容
ジャワ舞踏家・佐久間新による3回シリーズのワークショッププログラム
開催日
2019年10月5日(土)・10月27日(日)・11月17日(日)
参加費
3回通し券 8,000円(3回通しの参加をおすすめしますが、各回ごとの参加も可能です)
場所
滋賀県大津市小関町3-10
→地図
お問い合わせ
ながらの座・座事務局 077-522-2926
公式サイト
https://nagara-zaza.net/

※「美の滋賀trip!」は『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しています。この記事は、滋賀県公式のポータルサイト『美の滋賀trip!』でも公開されています。

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